言葉に魔法をかける②
こんにちは。
あなたとあなたの会社に笑顔と愛のお手伝い
パーソナルストレングスコーチの丹羽幸美です。
前回の投稿の続きになるのですが、
上司の一言で、やる気になった言葉です。
部下から、もう限界です。会社を辞めたい意向も含めて、今の現状を伝えられたとき、あなたなら何と部下に答えますか?
その上司の方は、こう答えたそうです。
①いつもありがとうね。体がつらい中でも、遅刻しても来てくれて、助かってるよ。俺が、体の変化に気づいてあげられなかったから、こんなに苦しくなっちゃんだね。ごめんな。何か、俺に出来ることはないかなあ。
②いつもありがとうね。つらい状況は、俺なりにわかっているつもりだよ。その中で、力になってあげられてないのは申し訳ないと思っている。今、A君がやっていること詳しく教えてもらっていいかな。こんなことやってくれていたんだ。すごいじゃないか。早く教えてくれればよかったのに。それを言わせない雰囲気を俺が作っていたということだね。申し訳ない。早速、これを試しにやってみようじゃないか。企画書をまとめてくれないか。
と、このように対応されて、部下の方は離職せず今も働き続け、生産性を上げ続けていると言うことをお聞きしました。
こうして、現場の生の声、実体験を聞けることはみんなの学びになります。
だれも、部下を憎んでいるわけでもやめさせたいわけでもないのだけど、伝え方がわからないだけなのですよね。
この上司のお二方の共通項は、
①相手にまず感謝の気持ちを伝えている
②決して相手を責めることをしていない。
③反対に、自分がこの事態を引き起こしていると捉え、詫びている。
④相手に役割を与える。
です。この他には、その人のことをちゃんと見ているよを伝えテイルところでしょうか。中々、言える言葉ではないかもしれませんが、参考にしていただければ幸いです。
ほんと、悩ましい状況は日々起こりますね。
言葉でなんとか出来るなら反対にここを強化した方がお互いのためなのかもしれませんね。
今日は、こんなところで。
今日もお読みいただきありがとうございました。